日本株に投資をしている方の中には、株主優待を楽しみに投資をしている方も多いのではないでしょうか。(株主優待といえば桐谷さんが有名ですよね)
そこで、個人的におすすめな優待銘柄「7銘柄」を紹介します。
数千円で購入できるものから紹介しているので、興味がある方はぜひ見ていってください。
株主優待が魅力の6銘柄
今回紹介するのは下記の7銘柄です。
必要金額は時期によって変動があるので目安程度にお考えください。
銘柄 | コード | 優待の内容 | 必要な金額 | 権利確定日 | |
① | 上新電機 | 8173 | 買物優待券 | 約2,300円 | 3月末・9月末 |
② | 日本電信電話(NTT) | 9432 | dポイント | 約15,000円 | 3月末 |
③ | ソフトバンク | 9434 | PayPayマネーライト | 約22,000円 | 3月末 |
④ | キリンホールディングス | 2503 | 飲料食品等 | 約210,000円 | 12月末 |
⑤ | イオンモール | 8905 | イオンギフトカード等 | 約230,000円 | 2月末 |
⑥ | やまや | 9994 | 優待商品券 | 約300,000円 | 3月末・9月末 |
⑦ | イオン | 8267 | オーナーズカード | 約380,000円 | 2月末・8月末 |
それでは、さっそく紹介していきます。
①上新電機(株)【8173】
おすすめ優待株の1つ目は、関西エリアを地盤としている家電量販大手の上新電機です。
配当が高い(約4.5%)のも嬉しいですが、何より1株でも持っていれば毎年5,000円分の優待がもらえるのがおすすめポイントです。
通常、優待をもらうためには最低でも100株以上保有する必要があるので、数万円〜数十万円程度は資金が必要になります。しかし、上新電機の場合は、数千円程度で優待をもらうことが可能です。
【優待の内容】買物優待券(200円)
※2,000円以上の買物で、2,000円ごとに1枚使用可能。
【最低必要金額】約2,300円
【権利確定月】3月末、9月末
【優待の内容】

②日本電信電話(NTT)【9432】
おすすめ優待株の2つ目は、みなさんご存知NTTです。ネットワーク回線やドコモが有名なので、身近に感じる方も多いのではないでしょうか。
情報・通信セクターなので比較的株価も安定しており、配当も3%台と悪くないため、特に長期保有を考えるのであれば、優待関係なく優良株といえます。また、2023年に株式分割を実施したことから、現在の株価は100円台となっており、1万円台〜購入できるのも大きいです。
ただし紛らわしいのですが、dポイントは毎年もらえるわけではなく、株保有期間の条件を初めて満たした際の1回のみ。なので、5年保有したら最大で4,500ポイントもらえるという内容になっています。
【優待の内容】dポイント
【最低必要金額】約15,000円
【権利確定月】3月末
【優待の内容】

③ソフトバンク【9434】
おすすめ優待株の3つ目は、こちらもみなさんご存知ソフトバンクです。白い犬のCMが有名ですね。
配当も4%前後と高配当株といっても過言ではなく、業績も安定しています。やはり情報・通信セクターは優良株が多いですね。こちらも2024年に株式分割を実施したことから、現在の株価は200円台となっており、2万円台〜購入できます。
こちらはNTTと違って、条件を満たしていれば毎年優待が貰えるのでかなりお得です。
【優待の内容】PayPayマネーライト
【最低必要金額】約22,000円
【権利確定月】3月末
【優待の内容】

④キリンホールディングス【2503】
おすすめ優待株の4つ目は、キリンビールで有名なキリンホールティングスです。
比較的低コストで、毎年ビールがもらえるので個人的にはかなり気に入っています。(サッポロホールディングスは少し高すぎる…)
2024年12月の優待制度変更により、保有期間が1年未満の場合は優待が廃止されてしまったので、少し長期目線での投資になりますが、3年以上保有すれば毎年2,000円相当のビールがもらえると思うと、コスパは悪くないと思います。(お酒を飲まない方はお酒以外も選べます)
【優待の内容】飲食料品等
【最低必要金額】約210,000円
【権利確定月】12月末
【優待の内容】

⑤イオンモール【8905】
おすすめ優待株の5つ目は、イオンのショッピングセンターや商業施設を開発・運営しているイオンショッピングモールです。
100株持っていれば毎年3,000円のイオンギフトカードが貰えるのですが、イオンに加えてマックスバリュやグルメシティなどでも使用できるので、非常に使い勝手が良い優待になっています。
だったのですが、2024年2月28日にイオンの完全子会社になることが発表されました。
【優待の内容】イオンギフトカード
【最低必要金額】約240,000円
【権利確定月】2月末
【優待の内容】

⑥やまや【9994】
おすすめ優待株の6つ目は、イオン系列で、お酒の専門店を展開しているやまやです。
100株持っているだけで、毎年6,000円(3,000円×年2回)の商品券が貰えるので重宝しています。近くに店舗が方は持っておいて損はない優待株だと思います。
株価も長期的に見れば右肩上がりで、それでもまだ指標的には割安という隠れた有料株だと思っています。
【優待の内容】「やまや」店舗にて利用可能な商品券
【最低必要金額】約300,000円
【権利確定月】3月末、9月末
【優待の内容】

⑦イオン(株)【8267】
おすすめ優待株の7つ目は、総合スーパーや食品スーパーを中心に展開しているイオンです。
こちらは優待株の大定番なのでもうほとんどの方がご存知かとは思いますが、半年ごとに利用額に応じたキャッシュバックが受けられるため、近くにイオンやイオン系のスーパーがある方にとっては必須の優待株だと思います。
上記のキャッシュバックを受けるためには、イオンオーナーズカードの提示が必要なのですが、スマホのアプリにも搭載可能で非常に便利になりました。
【優待の内容】イオンオーナーズカード(※)
※半期100万円までの買い物金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバックがされる。
(ただし、現金、WAON、イオンカード、AEON Payなどいよる支払いのみが還元対象なので注意)
【最低必要金額】約380,000円
【権利確定月】2月末・8月末
【優待の内容】

まとめ
以上、株主優待がおすすめの優待株7銘柄を紹介してきました。いずれも自分が実際に購入して良かったと思っている株なので、ひとつでも興味がある株が見つかれば嬉しいです。
ちなみに蛇足ですが、自分の投資スタンスとして「優待だけ」を目的とした投資はしないように意識しています。
当たり前の話ですが、仮に3,000円分の優待をもらったとしても、株価が下がって1万円損してしまえば何の意味もないからです。
そのため、一般的に人気な飲食系の株については、どうしても業績と比較して割高感が否めないので中々手を出せておらず、今回の紹介対象にも入っていません。
皆さんも、おすすめの優待株があればぜひコメント欄で教えてください。
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